スプレッドが狭いFX会社で有利にスキャルピング取引

東京インターバンク市場で… │ FX取引 - スキャルピングで勝負!

東京インターバンク市場で…

東京インターバンク市場でドル円に対して通常の6割程度の出来高のユーロドルがたびたびドル円の出来高を上回るなど欧州通貨が主役の1週間となった。

 

ポンドは英保険会社が米保険会社アジア部門を買収するとの噂から実需のポンド売りが強まるとの観測が台頭、週初は下方向に大きく窓を開けてオープン。これに英財政赤字や政局不安も加わりユーロポンドが節目の0.90を突破し0.9150付近まで急伸、ポンド円は一時132円割れを示現することとなった。また、ユーロはユーロポンドの利益確定売りが強まるとユーロドルが年初からの安値を更新、ユーロ円も一時120円割れとなった。

 

週半ばには英保険会社の買収が困難な状況にあるとの見方が広がりポンド売りが一服。一方でギリシャの追加財政再建策が伝わりユーロ主導でクロス通貨が堅調。週後半からは、欧州通貨の買い戻しが更に強まる展開となった。4日には英欧政策金利の発表が相次いだものの予想通りの結果に影響は限定的。5日の早朝に日銀が追加緩和策を検討との一部報道が伝わると株式市場が大幅高、これを材料にドル円クロス円が強含みに推移した。

 

注目された米雇用統計は、大雪の影響で悪化数字が見込まれたが市場予測を上回ってドル円が90円台を示現、NYダウが前日比100ドル超上昇したことでクロス円が一段高となり欧州通貨は切り返して引けとなった。


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